土曜日が雨模様の天気だったため、鍾馗探訪は一日順延。
日曜日は暇な妻も、先週の京都での鍾馗探訪が意外に楽しかったらしく、
同行することになりました。
名鉄西尾線 米津駅から、矢作川右岸に沿った集落をさかのぼり、
名鉄本線 宇頭駅まで20km強の計画です。
歩き始めてほどなく、西尾市米津の集落で最初の収穫
妻の発見。一人なら見落としていたと思われ、
二馬力の威力早くも発揮です。
安城市に入り、藤井町では、
こちらで紹介した珍しい鍾馗さんを発見。
さいたま市岩槻区、京都府京田辺市の
2体しか見つけていないもので3体目。
これだけ分布の離れた鍾馗さんはありそうでなかなかない。
その後は平凡な鍾馗さんをいくつか見つけながら、
桜井町にある、愛知県屈指の鍾馗さんの健在を確認しました。
裏側を撮影し、銘や制作年代の手がかりはないかと期待しましたが、
残念ながら何も書かれていませんでした。
安城市安城町では、今日最大の収穫
一棟の両端です。
比較的リアルな鍾馗さんがほとんどの愛知県では珍しい癒し系で、
奈良や大阪の鍾馗さんのようです。
それほど古い建物ではなく、古くからの伝来品なのか、擬古様なのか
見ただけでは判断できませんが、
最近、地元愛知で目立った収穫のなかった管理人は大喜び。
妻に熱く語りますが、相方はいたって冷静。
それでも単独行では黙然として歩みを続けるだけですので、
まぁ、語る相手が横にいるというのはいいものですね。
歩行距離 22km、見つけた鍾馗は26体、他に再確認した既知の鍾馗が23体。
新発見は上記の3体でした。
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