【0134】巨顔・大阪系ルーツ?
2010-07-13


今日紹介するのも関西一円どこでも見られる、一般的な鍾馗さんです。
ただしこれもバリエーションが14もあり、
今日はなかでも一番ありふれたタイプからご紹介。

【分布と記録数】 大阪府(84)、愛知県(64)、京都府(37)、滋賀県(21)、奈良県(16)、
            三重県(16)、兵庫県(3)、岐阜県(1)、埼玉県(1) 合計 (243)
【リンク】 収蔵室

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(京都市上京区大宮通)
こちらが最も多い標準タイプ。分布地全域で見られます。
下の2つとはポーズ、パーツともほとんど差はなく、
識別のポイントとは顔の大きさ、身体とのバランス。

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(京都市東山区宮川筋)
上に比べ、かなり小振りの鍾馗さんで、顔が大きく見えます。
これはこの一体のみ。

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(豊田市駒場町)
こちらは明らかに背が小さく、顔も小顔。
愛知県が分布の中心ですが、関西各地でもあちこちで見つかります。


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(堺市中区八田北町)
識別ポイントは左手。
他と違って自然に下ろしています。
そしてやや前かがみで造形されていました。

これら4種はいずれも型で造形する量産タイプでしょう。

[街でよく見る鍾馗]
[収蔵室−大阪]
[収蔵室−兵庫]
[収蔵室−奈良]
[収蔵室−京都]
[収蔵室−滋賀]
[収蔵室−三重]
[収蔵室−岐阜]
[収蔵室−愛知]
[収蔵室−埼玉]

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