昨日から一泊二日で、さんろくさんpresentsの安曇野を中心とした
鍾馗さんツアー(第二回)に参加して大いに楽しませていただきました。
大量の希少鍾馗さんのもとにご案内いただき、エピソードも沢山ありますので、
順次紹介していきますが、まずは本筋とは関係ない
数奇な運命?の鍾馗さんのお話から。
この鍾馗さんを和歌山県海南市の骨董店で
鬼瓦さんが見かけたことから、
話は始まります。
おとんさんは写真を添えて私に連絡してくれました。
「kiteさんなら買いますか?」
私は「買いですね〜」と返事しましたが、あまり気に留めず忘れていました。
裏には「奈良五条、壷坂寺より出土」とマジックで書かれており、つじつまが合わない文章で信憑性は低いものの、奈良県出身の鍾馗さんのようです。
裏書きはともかくとして、見た目素朴な「いい感じ」の鍾馗さんで、
奈良県の鍾馗さんというのは説得力がある造りです。
数日後に携帯にメールが入り、おとんさんから
「今、骨董屋にいます。買いましょうか?」 おっとっと〜
思わず「買っておいてください」と返事して、この鍾馗さんは私のところへやって来ることが決まり、いったんおとんさんに預かってもらうことになりました。
和歌山県から、おとんさんの住む大阪府へ、この鍾馗さんにとっては少なくとも二度目のお引越しです。
そして今日、安曇野ツアーにおとんさんが持ってきてくださって引渡しも完了、
筆者居住の愛知県に三度目のお引越しをするはずでした。
安曇野ハーブスクエアで今回のツアーのホスト役の
さんろくさんに
この鍾馗さんをお見せすると、大変気に入ったご様子で、
「譲っていただけませんか?」
狭い我が家で落ち着き場を見つけるのを待つよりは、と即決で嫁入り決定し、
わずか半日で手元を離れることになったMy鍾馗さんを記念撮影したのが
上の写真です。
三度目のお引越しは愛知県ではなく、長野県となりましたが、
素朴な鍾馗さんが数多く見られる安曇野で、末永く大事にされることになりました。
今回は伊賀上野郊外の鍾馗さんを取り上げています。
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