マイソールからの帰途、運ちゃんの提案で近くのダムに寄り道しました。
KRSダムといって、バンガロールも含めて近隣の水がめのようです。
ちょうど放水中で大迫力。
なだらかな起伏の大平原にあるダムなので高さはそこそこですが
堰堤の長いこと。写っているのはごく一部分にすぎません。
バンガロール周辺にはほとんど川がなく、あってもどぶ川のようなの
ばかりなので、このダムはとても貴重なもののようで、
水の配分を巡っては争い事も多いようです。
ダムからバンガロールはすぐに幹線道路に戻ってもよいのですが、
運ちゃんはなぜかくねくねの裏道をチョイスして、なかなか幹線に戻りません。
でも裏道から見える純農村の風景はとっても穏やかで
表通りのごみごみ、ぎすぎすした雰囲気と違っていい感じです。
水田のバックにはヤシの木。サギが餌になる小動物をついばんでます。
南インドは米食文化で、バンガロール付近では見かけない田んぼが
マイソールの方まで来るとごく普通に見られます。
こうした景色にほっとするのはやはり日本人ですね。
延々と田舎道を走ったのちに幹線道路に戻ると、そこらじゅうで渋滞していました。
運ちゃんが延々と裏道を走り続けた理由がやっとわかりました。
5時にマイソールを発って、バンガロールに帰ったのは10時過ぎ。
行きの倍近くかかりました。
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