大げさなサブタイトルですが(^^;
勤務先の工場には大きな木があって、ちょうど日立のCMに出てくる「このー木なんの木」を思い浮かべていただくといいのですが、あんな感じでさしわたし20m以上に見事に枝を広げています。
今は冬装束で葉を落としていて、ふた月ほど前には盛大に葉を散らしていました。
その木のあるのが製品を出荷するトラックヤードのまん前で、結構トラックの出入りの邪魔になるみたいで、どうしても邪魔になる枝は落とすことがあるみたいですが
決してどかそうとは思わないみたいで、やっぱりシンボルツリーという意識はあるみたいです。
(本当は写真を入れたいところですが、社内は原則撮影禁止。ご容赦ください)
インドは法律で公共の場での喫煙が禁止されていて、勤務先も原則禁煙。
喫煙所は隅っこの屋外にあります。
喫煙所の上にはこんな木が。
生っているのはジャックフルーツ。食べられます。
人の頭より大きくなるので、喫煙中に頭を直撃したら大怪我します。
煙草を吸っていると、いろんな動物があらわれます。
いちばん多いのはリスで2日に1回くらいは登場。
ジャックフルーツの木でも鳥がさえずり、地面にはトカゲ。時々猫。
塀の外の道路ではクルマをさえぎって、牛がのんびり散歩しています。
日本では考えられないほど、自然に囲まれた喫煙タイムです。
以前の記事でも書きましたが、インド人は動物、植物を問わず
生き物を大切にしている気がします。
・蚊をたたかない。(デング熱やマラリアのリスクを受け入れている?)
・街中にある生ごみの山はどうも野良牛や野良犬のえさ場として、
あえて放置してあるような気がする。(臭くてたまらないんですけど)
・どんだけ車の邪魔になり、渋滞の元凶になっていても街路樹の枝を切らない。
(その割には運転マナーは知る限り世界最悪)
等々。
(まあ、見方を変えればただいい加減なだけだとも言えますが)
大上段に振りかぶって保護するとか、ペットとしてかわいがるとかではなくて
同じ生き物として自然に共存している感じでしょうか。
ヒンドゥー教は輪廻転生を教えとしているそうなので、
敬虔な教徒の多いインドでは、
皆、自然にそういう行動を取っているのかもしれません。
こんな話をインド人としたことはないので勝手な想像です。
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