2009-08-12
目覚めても、雨が弱まる気配はなく、
とても探索や撮影ができる天候ではありません。
ふと思いついたのが淡路島。
現在でも瓦製造業者が多く、鍾馗さんを作っている人もいると聞きます。
一方で、町には鍾馗はないとの話も聞いており、
気にはなるものの、わざわざ行くのはちょっと・・・
という微妙なポジションの島。
姫路からであれば、帰りにちょっと寄っていくのもありですね。
今なら1000円だし。
そうと決まればダッシュです。
・・と思ったものの、道路は各所で渋滞。
洲本にたどり着いたのは正午でした。
幸いにも到着する頃には雨もほとんど止み、
なんとか歩いてまわることが出来そう。
本町かいわいをしばらく探索しました。
結果は予想どおり、鍾馗さんを見つけることはできず。
この地の古民家は関西よりも、四国(香川・徳島)との
共通点が多いようです。
具体的には、
・本瓦葺きが非常に多い。
・むくりではなく反り屋根。
ただし入母屋の四隅の反りだけを強調している。
・二階の屋根が低く、本当に二階があるのか?
というくらい一階の屋根に近接。台風に備えて
身を伏せているかのようです。
ただ、香川、徳島あたりでは屋根の飾りに凝っていて
驚異的に精緻な飾り瓦を見かけることがあるのですが、
洲本で見かけることはありませんでした。
いずれにせよ、
関西の瓦鍾馗文化は洲本には
伝わっていないようです。
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