つづいての訪問地は善光寺西街道・会田宿
善光寺西街道は中山道・洗馬と北国街道・信濃追分を結ぶ脇往還。
江戸時代は東海、関西方面から善光寺を詣でる人たちで賑わったと思われます。
会田宿もその宿場のひとつです。宿場町はかなりの急坂沿いに伸びており、
その先の立峠につながっていきます。
今回訪ねてみて、街道全体がずいぶん険しい道であることを実感しました。
立峠の他にも険しい峠がいくつか控えており、長距離のウォーキングに多少は自信のある管理人もちょっと勘弁して欲しい行程です。
松本から長野へ向うのであれば、現在の国道19号線、犀川沿いを下ったほうが
多少距離は長くても、はるかに平坦だと思います。
当時は川沿いに道を通すことができなかったのでしょうか?
それとも多少の峠道が気にならないほど、江戸時代の人は健脚だったのでしょうか?
それにしてもやはり難儀な道には違いなかったようで、
明治に入って犀川沿いの道路が整備されると
善光寺西街道沿いの宿場は急速に寂れたようです。
会田宿の鍾馗さんたち。いずれも手びねりです。
家の方が脚立を出してきてくれた。
軒下・曇天と悪条件で・・・
土人形のような素朴な風情
隣の五常にはこの鍾馗さんの兄弟が二人。鬼の首を持っている。
サーファー鍾馗さん(さんろくさん命名)
いずれもさんろくさんの発見。
セコメントをする