上は愛知県に多い既製品(
#0104)ですが、三重県でもわずかに例があります。
下も同じく愛知県に多い鍾馗さん(
#0166)ですが、このタイプは中でもひときわ大きく珍しいものです。
大台町はこれくらいにして北へ戻り、相可を過ぎて櫛田川の北側に点在する集落を巡ります。このあたりは松阪市。
はじめに中万町の鍾馗さん再訪。
(松阪市中万町)
街道から少し外れた集落のお寺を訪ねてみると、
(松阪市中万町)
いましたいました、変な鍾馗さん。説明は省きますが、
こんな鍾馗さんに出会うとほんとにうれしい。
その後も近くの集落で以下を発見。
(松阪市上蛸路町 右は松阪市駅部田町で2009年発見(
#0841))
そっくりさんです。すごく几帳面そうな鍾馗さん。
上の鍾馗さんと同じく、服には細かい小紋がまめに散らされています。
松阪の鬼師は根気が良い?
(松阪市下蛸路町)
素朴な鍾馗さんですが、直立したポーズで虚空を睨み
もの思いにふけっているよう。
ここまででずいぶん初見の鍾馗さんを発見したので
十分満足し帰途につきましたが、途中三か所の鍾馗さんを再訪しながら
ゆるゆる帰りました。遠い、暗いといった撮影条件が厳しいところばかりで
再チャレンジの結果もあまり芳しいものではありませんでした。
博物館の写真は差し替えますが、恥ずかしいのでここでは略。
最後になりましたが、瓶底眼鏡さん、ありがとうございました。
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